2015年10月02日

日本バイオイメージング学会 公開講演会

長い長い夏風邪をこじらせてる間に肝心の夏が終わってしまいましたが、
皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか。
あまりに咳が続くので、もしや気管支炎をこじらせたかと思いつつ
溜まりに溜まったお知らせをようやくお伝えできるまでには体調が戻りました。

【日本バイオイメージング学会の公開講演会と特別展示】
2015年9月26日(土曜)@東京理科大学 葛飾キャンパス 図書館およびホワイエ

bioimaging_b.jpg

さて、さる9/26(土曜)に東京理科大学 葛飾キャンパスで開催された
日本バイオイメージング学会の公開講演会に演者として参加してまいりました。
「イラストがいざなう科学の入り口」というタイトルでの30分間の講演です。
大勢の方の前で真面目にお話をさせていただくのが久しぶりだったことと、
とても立派な会場でかなりドキドキしましたが、ささやかな笑いも取れ、
講演後に色んな方が声を掛けて下さるなど、嬉しい反響を頂きました。
休日にはるばる遊びに来て下さった方、本当にありがとうございました!

なお、会場外の広大なロビーではたくさんの協賛展示・特別展示が行われ、
大人はもちろん、子ども達が色んな実験や顕微鏡観察を楽しんでいました。
惜しむらくは、時間ギリギリまで講演の準備等であたふたしていたために、
ついぞMWS(ミクロワールドサービス)さんの顕微鏡標本を見学し損ねたこと。
(MWSさんの本日の画像 2015年9月27日でもご心配頂いていたようで。申し訳ないです…)
せっかくのチャンスを逃してしまったのは本当に悔やまれます。
次の機会こそは逃さないように!!が今回最大の反省点であります。

shingakujutsu.jpg personal.jpg

ちなみに私個人の特別展示、工藤さんとコンビを組んだ新学術領域の協賛展示はこんな感じでした。


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『このは No.10 光る生きものはなぜ光る?』挿絵11点

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7月27日発売、文一総合出版の季刊誌『このは No.10 光る生きものはなぜ光る?』で
光る生き物や人物などのイラストカット11点を担当しました。
美しい発光生物の写真が満載で、眺めているだけでも十分楽しめる一冊ですが、
もちろん内容も盛り沢山!光る生き物も光る仕組みも様々なんだなぁ…と、
担当エリアの原稿を拝読するだけでも、色々と勉強になりました。

CK7aKkIUkAIIxaf.jpg

ご興味を持たれた方は、書店の店頭やネット通販で是非ゲットして下さいね!


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2015年06月01日

【贈り物用イラスト】 She loves sea urchins!!!

細胞図の作成時にいつも色々と相談に乗って下さるお兄さんの奥様から
プレゼント用のイラストをご依頼いただきました。
お贈りになるお相手は留学時のご友人だそうで、ご専門がウニの発生学とのこと。
現在、アメリカの大学でご活躍中の女性研究者です。

ウニは種類も形もさまざまで、デザイン的にすごく面白い生き物ですよね。
殻の模様はとても綺麗だし、模様や棘の形のバリエーションも多様だしという訳で
世のアーティスト達が見逃すはずもなく、既に数多くのウニアートが世に出ています。

そういえば私も、不正形類の殻コレクションを作りました(→ 某私学へ寄贈済み)
Spatangoida

さて、ご専門に研究なさっている方のお手元へ届くのであれば
アートであることに加えて、見た目と科学的な正確さの両立を図らねばなりません。
他の誰ともアイデアが被らないよう、新しい絵を思いつく必要もありますし、
折角のプレゼントですから、とびきり驚いて下さるような仕掛けを合わせて考えます。

まずは、膨大な資料集めと下絵描きからスタートです。

バフンウニの穴の配列.jpg バフンウニの穴の配列2.jpg
card_wrapping

こうして、殻の模様はオリジナルのウニ包装紙とメッセージカードの表紙になりました。
一方、メインのイラストには海洋性のプランクトンを色々と盛り込みます。
海藻をはじめとするベントスも、デフォルメしつつ普段以上に描き込みます。

クモヒトデの幼生 ウニの幼生 ウチワエビの幼生

ウニやクモヒトデの幼生には細く透明な骨格があり、発生段階とともに複雑に成長します。
その骨格の形成される場所と順番がけっこう厳密に決まっているらしいのですが、
あいにく動物学教室の出身でない私には、どの本で調べれば良いのか、見当すらつけられず…(涙
かき集めた原著論文のFig.から、毎夜せっせと骨格の位置や向きを読み取っては
動物学教室出身の先輩サイエンスイラストレーターのお姉さん達にチェックをお願いしたり、
「良い本があるよー」と動物発生段階図譜を教えていただいたりして、とても勉強になりました。

memo2.jpg IMG_1223.JPG IMG_1225.JPG

完成までの約8ヶ月、辛抱強くお待ちいただいている間に十分な試行錯誤ができ、
おかげさまで無事に納得のいくイラストに仕上がりました。
最終的な出力サイズはA2(420×594 mm)です。

She loves sea urchins!!!

ご友人の方の一時帰国に合わせた集まりで、奥様が直接手渡しされた際に
とても喜んで下さったとのこと、本当に嬉しく有り難いことです。
いつか、ご本人からウニの研究のお話を色々とお聞きできるチャンスがやってきますように。


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2015年04月30日

『このは No.9 世界のフクロウがわかる本』挿絵4点

ふくろうの生活史イラスト

4月27日発売、文一総合出版の季刊誌『このは No.9 世界のフクロウがわかる本』で
フクロウの生活史のイラストカット4点を担当しました。
鳥好きの方にはきっとたまらないであろう写真が満載の、フクロウ大特集です。
こんなに魅力溢れる鳥だったとは…昨今のフクロウ人気も頷けます。
ご興味を持たれた方は、書店の店頭やネット通販で是非ゲットして下さいませ。

ふくろうの本書影

 『BIRDER 05(2015年5月号)』p.42-43にも、広告掲載中です!


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2015年04月28日

新しい絵! (My new artwork/size:1,000x1,600mm)

behind_me

去る4月22日〜27日、銀座のミレージャギャラリーさんの企画展『ベストアーティスト展 Spring 9』にこっそりと参加しました。時間がなくてこの1点しか描き下せず、これだけのために皆さんへ遊びに来て下さいと個人的にお願いするのはあまりに忍びなかったため、今回だけは告知を控えさせていただきました。「実物を観に行きたかったのに」と思って下さった方、本当にごめんなさい。

IMG_1082.JPG 久しぶりの畳サイズです。大きいと思っていたけど、案外小さかった…。

なお、この絵の実物は、9月26日(土)に東京理科大学の葛飾キャンパスで開かれる、バイオイメージング学会の公開講演会に再登場する予定です。公開講演会には私も演者として登壇しますので、お近くの方は是非遊びにいらして下さいませ。


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2015年01月16日

今夜の現実逃避

寝そべる女の子

今日はここまで。背景を描く前にちょっと寝かせます(|3[_]


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2015年01月01日

明けましておめでとうございます!

2015年年賀状.jpg

今年は、羊歯(シダ)にしました。
いつもより地味?
いえいえ、目に優しい緑系統の配色でございますよ( • ̀ω•́ )✧


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2014年12月26日

日本植物生理学会HP「みんなのひろば」イラスト

このたび、日本植物生理学会のホームページ http://jspp.org/ が全面リニューアルされました。
これまでも広報に注力され、その充実したコンテンツと豊富な情報量は非常に人気が高く、
日々の疑問や夏休みの自由研究対策に、名物の質問コーナーをご利用になった方も多いと思います。
また、英文学会誌であるPlant & Cell Physiologyは
以前表紙に渦鞭毛藻のイラストをご採用いただき、個人的にも強い思い入れがあります。

さて、今回はこちらの「みんなのひろば」のデザインリニューアルに伴い、
ヘッダーのアニメーション用イラストをご依頼いただきました。
http://jspp.org/hiroba/

web_jspp.jpg

白縁のついたイラストにマウスのカーソルを置いていただくと、
それぞれのコーナーへの案内タイトルが出てきます。
画像ギャラリーや解説エッセイ、お子さんと一緒に学べるワークブックなど
専門家や学生さんだけでなく、一般の方々にも役立つ情報が満載です。

アニメーションの方も、ぼんやりと眺めるだけで楽しい内容になっていますので
調べ物のついでに色々と楽しんでいただければ嬉しいです。


posted by ucchy at 21:58| Comment(0) | イラストのお仕事【科学】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年11月27日

2014年11月14日

日経ビジネスオンライン『教科書を追え!成毛探偵社』

この夏はグリーンランド時間、近頃は中央ヨーロッパ時間(CET)で暮らしております
超夜型人間のうちだでございます。皆様いかがお過ごしでしょうか( • ̀ω•́ )✧

今日の明け方頃に何気なくTLを見ていたところ、こちらが流れてきました。



えっ?



成毛 眞さん(@makoto_naruke)の連載コラム、『教科書を追え!成毛探偵社』です。

第一回:「生物」よ、汝はなぜカッコイイのか?
一目ぼれの1冊を訪ねて@東京書籍
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20141029/273154/?P=1

第二回:「生物を好きになる教科書」が好きだから
感動の理由が分かった@東京書籍
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20141029/273155/?P=1

まさにお世話になった本、お世話になった編集さんのインタビュー記事なので
「なるほど、普段こういうことを考えて作っておられるのか〜」と、とても興味深く拝見しました。
第二回の2ページ目を見るまでは。

何か見たことのあるカタカナ6文字を発見いたしましてですね…。
まさか、日経ビジネスオンラインの記事に名前を載せていただいていたとは夢にも思わず。
大変光栄でございますm(__)m


さて、東書さん繋がりでもう一つ。

販促用クリアファイル

先日、東京書籍オリジナルのクリアファイルの見本を頂きました。
問題集などの販促品として、高校の理科の先生方に配られるそうです。
両面仕様で、表側には元素周期表、裏側には動物&植物細胞図が載っています。
私にとっては東京化学同人の『科学のとびら』で描かせていただいた細胞図の、2年越しリベンジ版です。
(科学のとびら記事→ http://wilducchy.seesaa.net/article/304778256.html


忘れもしません、去年の日本植物学会 in 札幌での懇親会。
卒研時の指導教官の先生に、近況報告を兼ねて科学のとびらをお見せしたところ
「あらー、この小胞体とゴルジ体は動物細胞っぽいわね!(ゝω・)☆」


マジすか( ꒪Д꒪)!!!


そういえば、動物細胞の小胞体とゴルジ体を蛍光色素で染めたデータはあれほど調べたというのに、
“一般的な”植物細胞の小胞体とゴルジ体を蛍光色素で染めたデータは
全然調べてなかったんですよね…あまりの迂闊さに、果てしなく凹みました。

その後、新学術領域『植物細胞壁の情報処理システム』のお仕事で色々な資料を見せていただくなか、
ようやく植物細胞内のオルガネラの一般的な分布パターンを学び、
「いつかあの図を描き直したいー、描き直したいー」とボヤいていたところに
絶好のチャンスを頂いたのが、実は今回のクリアファイル用の細胞図なんです。

“多細胞の中の一細胞”というスタンスで、細胞間にまたがる構造物を出来るだけ含めました。
植物細胞の小胞体・ゴルジ体・原形質連絡あたりが特に、劇的に変わっております。


新旧植物細胞図

違いがお分かりになりますか?

Before
plant_cell_2.jpg



After
plant_cell_3.jpg

これでひとまず小胞体とゴルジ体に関しては、かの先生にお許しいただけるものと思います。たぶん。
しかし次からはもっと見やすい図が描けるようになりたいものです。
細胞の模式図、ライフワークの一つにしようと決めたからには頑張りませんと∠( ゚ω゚)/


posted by ucchy at 03:51| Comment(0) | ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする