2017年08月16日

黒猫

黒猫.png

他の猫たちと比べて 写真映りが悪い と評判の私
この可愛さは 写真なんかにゃ 収まりきらないもんね
おあいにくさま
by とおりすがりの黒猫


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2017年08月13日

チンアナゴマグカップ通販開始のお知らせ

2012年に販売を開始したチンアナゴのイラストを5年ぶりに大改訂しました。
あれからもう5年も経ったんですね…早いなぁ。
実は前から、自分用にチンアナゴのマグカップが欲しかったんですが、
「マグカップにするには柄を描き足す必要がある=点描を打たねばならぬ=辛い」
という感じで、いきもにあ参戦に向けて、今頃ようやく重い腰が上がりました。

チンアナゴマグカップ柄見本.png

今回は、従来の柄よりも10匹多い、総勢15匹がぐるりと囲むデザインです。
チンアナゴの尾を描くのは初めてかもしれません。
マグカップにしたら…今度こそチンアナゴが実物大になるぞ!というわけで、
早速SUZURIさんに図案を登録し、通販開始直後に自分用のを買いました( ✌︎'ω')✌︎


↑ こちらから、マグカップの全アングルがご覧いただけます。
10日後くらいには届くそうで、手にするのがとても楽しみです〜♪


posted by ucchy at 22:28| Comment(0) | イラスト制作記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月01日

Developmental stages of sea urchin ウニの発生段階ポスター

sea_urchin_developmental_stages.jpg

先日の博物ふぇすてぃばる!4用に描き下した、新作A3ポスターです。
「プルテウス幼生からどうやって稚ウニが出来てるん?」という素朴な疑問を解消すべく、
受精卵から稚ウニまでの発生過程を腹面側から描き、一覧できるように並べました。
「まさかそんな場所から稚ウニが出てくるなんて、予想外でしたわ…」
「あんなに造形の可愛いプルテウスを脱いだ挙句に捨てるなんて…もったいない」という
とても個人的な感想が、この一枚のポスターにたっぷりと詰まっております。
なお、ウニの種類は特定せず、あくまでもモデル図としての作品です。
資料の関係上、ムラサキウニ・アメリカムラサキウニ・バフンウニ・アカウニの4種を
ざっくりと混ぜて割った感じの描写にし、イベントの3日前に完成したこともあって
入稿期限の都合上、骨片と繊毛の描写は省略しました。

大きめの画像は、下のURLからご覧いただけます。
Developmental stages of sea urchin (model)
http://uchidahiroko.com/sea_urchin_developmental_stages.png (full size ver.)
*I drew the anal side of these larvae. Larva’s cilia and skeletons are omitted.

卵の極性と幼生の体軸方向の説明.png
Polarity of egg and direction of larva's body axis

体軸方向については、筑波大学・下田臨海実験センターの谷口俊介先生のご厚意により
事前にチェックをしていただきまして、正確性はバッチリでございます( ✌︎'ω')✌︎
それ以外の図の不備に関しては、ウチダの勉強不足に全面的な非がありますので、
「原腸陥入の位置がちょっと上すぎる」や「なぜ骨片と繊毛を省略したんだ」などの
科学的内容についてのご指摘は、是非この記事のコメント欄へお寄せ下さい(涙


posted by ucchy at 23:33| Comment(0) | イラスト制作記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年07月10日

【お知らせ】今年のイベント出展予定

■ 博物ふぇすてぃばる!4 2017年7月22日(土)〜23日(日)科学技術館
http://hakubutufes.com/
サイエンスイラストレーションの大先輩達のブースに、今年も居候させていただきます( ✌︎'ω')✌︎
今年は、会場入り口入ってすぐのAフロア【A-24 vivo】です。
・販売グッズ・・・細胞図クリアファイル3色(A4サイズ)
        生物学ポストカード12種類
        ウニ発生ポスター(A3片面&A4片面)
        細胞モデルの作り方ペーパー(A3サイズ両面)
・無料配布・・・細胞図クリアファイルの解説ペーパー&ぬり絵
・サンプル展示・・・新作のダンゴウオTシャツとダンゴウオマグカップ

■ いきもにあ 2017年11月11日(土)〜12日(日)京都市勧業館『みやこめっせ』
https://equimonia.jimdo.com/

いきもにあ_生物学画舫.png

基礎生物学ジャンルで出展します。屋号は『生物学画舫』です。
博物ふぇすてぃばると同様に、グッズ販売とサンプル展示を行ないますので、
お近くの方は是非遊びにいらして下さい。

各イベントの最新情報は、公式サイトとTwitterの公式アカウントから!
博物ふぇすてぃばる!4 https://twitter.com/hakubutufes
いきもにあ 2017 https://twitter.com/equimonia


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【夏休み自由研究向け】細胞の簡単なモデルの作り方

以前から、細胞をモチーフにしたペンダントヘッドや巻き寿司を作っておられる方がいらして、
いつもネットで楽しく拝見させていただいております。ミトコンドリア(mitochondria)と掛けた
ミートコーンドリア(meat corn doria)も、すでにおなじみの鉄板ネタですね。

さて、平面作品を生業とする細胞フリークにとって、細胞にまつわる立体作品は憧れです。
「もっとリアルな、原形質流動も再現できるレベルの、手で触れる『柔らか細胞模型』が作りたい!」
と夢想するのが常のお仕事でございます。いっそ、ゼリーとか寒天とかで出来てたら…!
妄想するのは個人の自由、ひっそりと言葉にするのも簡単、しかし実際に作るのは大変です。
そこで家にある物を使って簡単な模型を作ろうと、まず手順書(というか作業用メモ)を作りました。

Making of CELL MODEL - PLANT AND ANIMAL -
http://uchidahiroko.com/making_of_cellmodel.png (full size ver.)

making_of_cellmodelサムネイル.png

ちなみにスマホ用の縦長スーパーロングver.はこちらです。
画像サイズが603 x 5601 pixelもあります。
http://uchidahiroko.com/makingof_cellmodel.png (single column ver. for mobile)

なお、細胞質基質を加えるところで細胞骨格に言及しとこうと思いつつ、うっかり描き忘れてたり
他にも各オルガネラの細かいパーツを省略してたりと、いろいろ雑な作りになっていますので、
もしこれを参考にして模型を作って下さる方がおられましたら、
適宜お作りになりたい細胞の特徴を作品に盛り込んでいただけたら嬉しいです。


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2017年07月08日

日本植物学会第81回大会 公開講演会ポスターデザイン

日本植物学会第81回大会の公開講演会「植物の生き方・人との共生」
ポスターイラスト&デザインを担当しました。
http://www.rs.tus.ac.jp/bsj2017/
上記URLから、大きいサイズのポスターデータがダウンロードできます。

この公開講演会は東京理科大学野田キャンパスにて9月10日(日)13時〜、参加無料です。
市民の憩いの場としても親しまれている、理窓会記念自然公園で
講演後には、先生方の解説による自然観察ツアーも開催されます!
日頃気になっている植物や公園内の植生などについて深く知る絶好のチャンス、
自然観察ツアーももちろん、参加無料ですので、
ご興味のある方は、この機会に是非ご参加下さいね。

植物学会公開講演会ポスター.png


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2017年07月05日

ダンゴウオのマグカップ

自分用に欲しくて作ったマグカップ、SUZURIさんに登録した後すぐにポチりました。
https://suzuri.jp/ucchy/776424/mug/m/white

マグカップ.png

思いのほか発色が良く、可愛い仕上がりになっております(*´ω`*)


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2017年06月20日

2017年の新作第一弾 『ダンゴウオ』 グッズ販売開始のお知らせ

以前より、何人かの方からリクエストを頂いていた新作Tシャツの柄ですが、
2年半越しにようやく納得のいく可愛いイラストが描けたので、
さっそくクリエイター通販グッズサイトのSUZURIさんに絵柄を登録しました。
https://suzuri.jp/ucchy/products

今回は、カサゴ目ダンゴウオ科の『ダンゴウオ』 Lethotremus awae
英語圏では Lumpsucker や Lumpfish と呼ばれる、水族館でも人気の可愛い魚です。

ダンゴウオグッズお知らせ用_s.jpg

絵柄は、詰合せタイプと横並びタイプの2種類あります。

【商品ラインナップ】
●詰合せタイプ:
Tシャツ(半袖)/ベイビービブ(よだれかけ)
ベイビーロンパース(半袖半ズボンタイプ)/ノート

●横並びタイプ:
Tシャツ(半袖)/ベイビービブ(よだれかけ)
ベイビーロンパース(半袖半ズボンタイプ)/ウォレットフォンケース
マグカップ/ノート

お支払い方法は、クレジットカード決済(※)とコンビニ決済の2種類からお選びいただけます。
(※VISA・MasterCard・ダイナーズクラブ・JCB・AMERICAN EXPRESS の一括払い)

衣類については、色とサイズのバリエーションが豊富に揃っておりますので、
ご家族や兄弟姉妹でのペアルックに是非(๑•̀ㅂ•́)و✧
特に、Tシャツの生地は柔らかめで、部屋着やパジャマにもオススメです。


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2017年05月17日

国立科学博物館 企画展『卵からはじまる形づくり−発生生物学への誘い−』

Exhibition : The amazing journey from egg to adult*
@National Museum of Nature and Science (Ueno Park, Tokyo, Japan)
*At the end of this article, I mentioned the information of this exhibition.
Please check it if you need.


The exhibition "The amazing journey from egg to adult" was planned to provide a brief introduction of developmental biology to commemorate the 50th anniversary of the establishment of JAPANESE SOCIETY of DEVELOPMENTAL BIOLOGISTS.

I visited this event for fun. Because I love biology, as you know.
Also, I worked for this exhibition as a scientific illustrator or a designer.
These figures below are my works. (Click to enlarge)

myworks.jpg

打ち合わせ出張の合間に、念願の企画展へ行ってきました!!
展示内容はもちろん存じておりましたが、実物を観るのはこれが初めて。
いろんな方から「面白かった」とお聞きしていたので、とても楽しみに伺いました。
さて、私の担当したイラストと展示パネルはちゃんと努めを果たしているでしょうか…。
ちなみに担当ラインナップはこちらです。(※上の画像をクリックすると拡大されます)

******

展示の様子をちょこっとだけご紹介しましょう。
まずは、メインの第1会場から。
I will introduce some of the many exhibits.
First let's go to the main site.

exhibition01.jpg

会場入り口です。
正面のバルーンスクリーンには、拍動するニワトリ胚の映像が映し出されます。
At the entrance of main site, you can see the movie of chicken embryo with beating heart on the video screen balloon.


exhibition02.jpg

会場入り口で無料配布されている、54ページもある冊子。
主要パネルと、発生生物学者とっておきの写真&解説用QRコードがみっちり詰まった、
驚きの充実ぶりです。これ…本当に無料で良いの!?
In this thick booklet, there is recorded exhibition panels and amazing photographs.
You can get this for free. Don't miss it!


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ヒトの腸管模型。こうして見ると、消化管ってやっぱり「管」なんですね。
Enteric model of human. One tube connects your mouth and anus in your body.


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脳のでき方と、色々な動物の脳を見比べるコーナー。
The development of brain. We can compare brains of various animals.


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私たちの骨はまず軟骨として作られ、やがて硬骨に置き換わっていくそう。
The making of bone.
Transparent frame specimens show how cartilage transform into hard bone.


exhibition09.jpg

キリンと人間の頚椎の数は同じ。
Giraffe and human have the same number of cervical vertebrae.


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私たちのはじまりは卵から、最初の一歩は卵割から。
Cleavage, that was the beginning of our development.


exhibition12-1.jpg exhibition12-2.jpg exhibition12-3.jpg

このエリアでは、教科書や資料集でおなじみの様々な現象や実験手法、
モデル生物や研究者の業績が紹介されています。
In this booth, exhibits introduce well-known mechanisms of development,
model organisms, celebrated experiments, famous researchers and
their performance we had read in textbooks.


exhibition14.jpg

この素晴らしいクロマチン構造模型は、立教大学の工藤光子さんの作品です!
24mもあるDNAの組紐と3Dプリンターで作られたタンパク質の模型は、
それぞれちゃんと実際の大きさの比率に合わせて設計されています。
This awesome model of chromatin structure is made by Mitsuko Kudo (Rikkyo Univ.).
She plaited strings by hand and made DNA 24 meters!
That handmade DNA is paired with plastic models of protein made by 3D printer.
All objects are designed with the correct scale.


exhibition13.jpg

プラナリアのゲーム。めっちゃ面白いので是非遊んでみて下さい!
ちなみにiPhoneでも遊べるそうです。
会場で、このパネルの右下にあるURLを読み込んでみましょう。
Original game "PlanarianPlanet" is here!
If you cut planarian body by touching the screen with your fingers,
planarian body will regenerate as you know.
You can also play this game on your iPhone.
For details, please check the panel at this booth.


exhibition16.jpg

脊椎動物の胚は、驚くほど良く似ています。
We were very similar when we were embryos.


exhibition17.jpg

日本の発生生物学を牽引して来られた研究者の紹介コーナー。
残念ながら、岡田節人先生がこの企画展の開催直前にご逝去されました。
謹んでお悔やみ申し上げます。
Profile of researchers who have been leading developmental biology in Japan.
Sadly, Dr. Tokindo Okada passed away just before this exhibition started.
May his soul rest in peace.

続いて、第2会場へ。
Next is the marine species' site.

exhibition19.jpg exhibition20.jpg

exhibition21.jpg exhibition22.jpg exhibition23.jpg

ここでは、海の生物(主に無脊椎動物)の発生について知ることが出来ます。
Here you can learn about developmental biology of sea creatures, mainly invertebrates.


exhibition24.jpg

この展示はイチオシです。
目の前の生き物をどれか2つ選んで台にセットすると、
選んだ2種類の生き物が、お互いにどんな系統関係にあるのかを
模式図と系統樹を使ってとても分かりやすく解説してくれます。
This exhibit come highly recommended.
If you choose any two creatures,
you can see their position within the evolutionary tree
and their lineage relationship on this screen.
Let's try!

******

企画展『卵からはじまる形づくり−発生生物学への誘い−』
場所:国立科学博物館(東京・上野公園)
   第1会場 … 日本館1階 企画展示室
   第2会場 … 地球館1階 オープンスペース
開催期間:2017年4月4日(火)〜6月11日(日) ※月曜休館
http://www.kahaku.go.jp/event/2017/03egg/

Exhibition : The amazing journey from egg to adult
Location : National Museum of Nature and Science (Ueno Park, Tokyo, Japan)
...[main site] 1F North Exhibition Hall in Japan Gallery
...[marine species' site] 1F Open space in Global Gallery
Period : April 4 - June 11, 2017
http://www.kahaku.go.jp/event/2017/03egg/

[General information of this museum]
http://www.kahaku.go.jp/english/userguide/access/index.html


posted by ucchy at 02:31| Comment(0) | いろいろオフライン情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月05日

企画展『卵からはじまる形づくり〜発生生物学への誘い〜』開催中!

発生生物学会50周年記念の企画展示が、いよいよ4月4日から6月11日まで
東京・上野の国立科学博物館(日本館1階 企画展示室ほか)で開催されます。
会期中にトークイベントや実習が複数回ありますので、ご興味のある方は要チェック!!
詳しくは、下記の公式サイトにてご確認下さい。
http://www.kahaku.go.jp/event/2017/03egg/

ウチダは、全展示パネルのうち25〜26枚のレイアウトデザインと各種イラスト、
展示エリア入口のすぐ左手にある脳・背骨・腸・手足のカラフルなピクトグラム、
その他、模式図カットや生き物の単品イラスト、グッズデザインを担当しています。
楽しいイラストをたくさん描いたので、そちらも是非お楽しみ下さいね!

さて、ちょっとだけ勝手に宣伝しちゃおうイラストを作ってみました。

develop50_cm.jpg

子どもから大人まで皆が楽しめる、充実した展示内容となっています。
お近くへお越しの際は、是非遊びにいらして下さい(๑•̀ㅂ•́)و✧"


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