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2018年11月12日
2018年10月11日
Chemical ScienceのInside back coverイラスト
名古屋市立大学の久松先生からご依頼いただいたイラストが、
科学雑誌 Chemical Science 14 October 2018, Issue 38 の
Inside back cover(裏表紙の裏側)に採用されました。
今回は、画像の左側にあるピンセット分子(トングのような形)のもつ
2つの特徴的な性質:
1)光感受性物質と複合体を形成すると、がん細胞に対する親和性が上がる
2)光感受性物質を捕まえる人工レセプターとして働く
を利用して、複合体に特定の色の光を照射し活性酸素を発生させて、
効率良くがん細胞を攻撃する様子を、1枚の絵として表現しました。
元論文はこちらです。
Design and synthesis of a 4-aminoquinoline-based molecular tweezer
that recognizes protoporphyrin IX and iron(III) protoporphyrin IX and
its application as a supramolecular photosensitizer
https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2018/sc/c8sc02133c#!divAbstract
科学雑誌 Chemical Science 14 October 2018, Issue 38 の
Inside back cover(裏表紙の裏側)に採用されました。
今回は、画像の左側にあるピンセット分子(トングのような形)のもつ
2つの特徴的な性質:
1)光感受性物質と複合体を形成すると、がん細胞に対する親和性が上がる
2)光感受性物質を捕まえる人工レセプターとして働く
を利用して、複合体に特定の色の光を照射し活性酸素を発生させて、
効率良くがん細胞を攻撃する様子を、1枚の絵として表現しました。
元論文はこちらです。
Design and synthesis of a 4-aminoquinoline-based molecular tweezer
that recognizes protoporphyrin IX and iron(III) protoporphyrin IX and
its application as a supramolecular photosensitizer
https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2018/sc/c8sc02133c#!divAbstract
シリーズ第2弾!『基礎講義 遺伝子工学II』
東京化学同人の遺伝子工学の教科書、2017年のシリーズ第1弾に続き
待望の第2弾『基礎講義 遺伝子工学II』がつい一昨日発売になりました。
ウチダは引き続き、カバーイラストを担当しております!
今回も、アクティブラーニングにも対応とのことで、
書籍ご購入の方には、自習用の講義動画と演習問題がもれなく付いてきます。
詳しくは、以下の公式情報をご覧下さい。
http://www.tkd-pbl.com/book/b377354.html
待望の第2弾『基礎講義 遺伝子工学II』がつい一昨日発売になりました。
ウチダは引き続き、カバーイラストを担当しております!
今回も、アクティブラーニングにも対応とのことで、
書籍ご購入の方には、自習用の講義動画と演習問題がもれなく付いてきます。
詳しくは、以下の公式情報をご覧下さい。
http://www.tkd-pbl.com/book/b377354.html
日本生物物理学会第57回年会 メインビジュアル&ポスターデザイン
2019年9月に宮崎シーガイアのコンベンションセンターで開催される、
日本生物物理学会第57回年会のメインビジュアル制作とポスターデザインを担当しました。
↑ 画像をクリックすると拡大表示されます。(Click to enlarge)
年会のテーマはずばり「お祭り!」ということで、
この画像だと小さくて見辛いんですが、小ネタ満載のイラストになっています。
(ネタを盛り込み過ぎないようにと指示が出ましたんで、仕込んだ数は程々です←)
実際のポスターはA2サイズになりますので、
実物をご覧になった方は是非、小ネタの数々をお楽しみ下さい。
いずれ、学会HPに大きめの画像(※現在は準備中画像)が登場しますように。
なお、現在は下記の準備中画像が学会HPにて公開中です。
https://www2.aeplan.co.jp/bsj2019/
日本生物物理学会第57回年会のメインビジュアル制作とポスターデザインを担当しました。
↑ 画像をクリックすると拡大表示されます。(Click to enlarge)
年会のテーマはずばり「お祭り!」ということで、
この画像だと小さくて見辛いんですが、小ネタ満載のイラストになっています。
(ネタを盛り込み過ぎないようにと指示が出ましたんで、仕込んだ数は程々です←)
実際のポスターはA2サイズになりますので、
実物をご覧になった方は是非、小ネタの数々をお楽しみ下さい。
いずれ、学会HPに大きめの画像(※現在は準備中画像)が登場しますように。
なお、現在は下記の準備中画像が学会HPにて公開中です。
https://www2.aeplan.co.jp/bsj2019/
国際応用藻類学会第7回大会(ISAP2020)ロゴマーク
2020年4月に幕張で開催される、国際応用藻類学会第7回大会
(International Society for Applied Phycology: ISAP2020)の
ロゴマーク制作を担当しました。
主催者プレスリリースは、こちらからご覧いただけます。
株式会社ユーグレナ/筑波大学ABES/藻類産業創成コンソーシアム
また、1,200 x 1,200 pixelの大きい画像は、PR TIMESからダウンロードできます。
ロゴ作成にあたっては、なるべく沢山の分類群から
ユニークな形の微細藻&大型藻を選びました。
成長段階もさまざま、生活史の該当ステージもいろいろです。
一体どれが何なのか?
藻類に興味をお持ちの方は、気になる形の正体をぜひ探してみて下さい。
【正解はこちら↓】
続きを読む
(International Society for Applied Phycology: ISAP2020)の
ロゴマーク制作を担当しました。
主催者プレスリリースは、こちらからご覧いただけます。
株式会社ユーグレナ/筑波大学ABES/藻類産業創成コンソーシアム
また、1,200 x 1,200 pixelの大きい画像は、PR TIMESからダウンロードできます。
ロゴ作成にあたっては、なるべく沢山の分類群から
ユニークな形の微細藻&大型藻を選びました。
成長段階もさまざま、生活史の該当ステージもいろいろです。
一体どれが何なのか?
藻類に興味をお持ちの方は、気になる形の正体をぜひ探してみて下さい。
【正解はこちら↓】
続きを読む
2018年10月10日
Cell Stem Cellの表紙イラスト
筑波大学の貞廣先生からご依頼いただいたイラストが
科学雑誌 Cell Stem Cell Volume 23, Issue 3 September 06 の
表紙に採用されました。
多能性幹細胞が心臓中胚葉細胞を経て、様々な細胞に分化する過程で
細胞の運命決定に関わる因子のON/OFFが切り替わる様子を
双六風に表現しています。
Cell Stem Cellの公式サイトに拡大画像と解説文(英語)があります。
詳しい日本語解説はこちらをご覧下さい。
『多能性幹細胞から中胚葉の分化を誘導する転写因子Tbx6の発見』
科学雑誌 Cell Stem Cell Volume 23, Issue 3 September 06 の
表紙に採用されました。
多能性幹細胞が心臓中胚葉細胞を経て、様々な細胞に分化する過程で
細胞の運命決定に関わる因子のON/OFFが切り替わる様子を
双六風に表現しています。
Cell Stem Cellの公式サイトに拡大画像と解説文(英語)があります。
詳しい日本語解説はこちらをご覧下さい。
『多能性幹細胞から中胚葉の分化を誘導する転写因子Tbx6の発見』
日本線虫学会 公開シンポジウムポスター
2018年9月4日-6日に熊本県熊本市で開催された
日本線虫学会第26回大会の公開シンポジウムポスターを担当しました。
線虫と聞くと、個人的には犬のフィラリア症や魚介類のアニサキス、
人の回虫や蟯虫といった動物に寄生するタイプの病原体だったり
水中や土壌に生息する分解者として物質循環に関わる印象が強いのですが、
植物に感染する病原体としても、農業分野で大きな脅威となっています。
また、様々な基礎研究の分野でモデル生物としても活用されています。
この公開シンポジウムでは、意外と身近な存在である線虫にまつわる
様々な研究成果やトピックスが紹介されました。
ポスターには、2タイプの線虫を大きく描きました。
文字で隠れて見えにくいのですが、この2タイプは口の形が違います。
右側の山吹色で描いた線虫は「植物寄生性」で
植物の細胞に色々な物質を注入するための口針を持っているタイプ、
左側の濃いオレンジで描いた線虫は「細菌食/捕食性」で
口針を持たずに餌を丸呑みするタイプです。
日本線虫学会第26回大会の公開シンポジウムポスターを担当しました。
線虫と聞くと、個人的には犬のフィラリア症や魚介類のアニサキス、
人の回虫や蟯虫といった動物に寄生するタイプの病原体だったり
水中や土壌に生息する分解者として物質循環に関わる印象が強いのですが、
植物に感染する病原体としても、農業分野で大きな脅威となっています。
また、様々な基礎研究の分野でモデル生物としても活用されています。
この公開シンポジウムでは、意外と身近な存在である線虫にまつわる
様々な研究成果やトピックスが紹介されました。
ポスターには、2タイプの線虫を大きく描きました。
文字で隠れて見えにくいのですが、この2タイプは口の形が違います。
右側の山吹色で描いた線虫は「植物寄生性」で
植物の細胞に色々な物質を注入するための口針を持っているタイプ、
左側の濃いオレンジで描いた線虫は「細菌食/捕食性」で
口針を持たずに餌を丸呑みするタイプです。
第7回生命医薬情報学連合大会(IIBMP2018)ポスター
日本バイオインフォマティクス学会・情報計算化学生物学会・
日本オミックス医療学会の3学会共催で開かれる、生命医薬情報学連合大会
(Informatics In Biology, Medicine and Pharmacology: IIBMP)
2018年大会のメインビジュアルおよびポスターデザインを担当しました。
メインビジュアルは、生命情報が医療や日常生活に関わる様々な分野へ広がり、
研究の連携が生まれていく様子をイメージしています。
山形県鶴岡市での開催ということで、鶴岡名産の御殿まりも描きました。
実はこっそり、鞠の図柄が「シロイヌナズナの表皮細胞」や
「アデノウイルスの正20面体構造」になっていたりするのですが、
どなたかお気付きになりました?
日本オミックス医療学会の3学会共催で開かれる、生命医薬情報学連合大会
(Informatics In Biology, Medicine and Pharmacology: IIBMP)
2018年大会のメインビジュアルおよびポスターデザインを担当しました。
メインビジュアルは、生命情報が医療や日常生活に関わる様々な分野へ広がり、
研究の連携が生まれていく様子をイメージしています。
山形県鶴岡市での開催ということで、鶴岡名産の御殿まりも描きました。
実はこっそり、鞠の図柄が「シロイヌナズナの表皮細胞」や
「アデノウイルスの正20面体構造」になっていたりするのですが、
どなたかお気付きになりました?
Organic & Biomolecular Chemistryの表紙イラスト
東北大学の上田先生からご依頼いただいたイラストが
科学雑誌 Organic & Biomolecular Chemistry 14 May 2018 Issue 18 の表紙に
採用されました。
アルキンタグラマンイメージング(alkyne-tag Raman imaging)法を用いて、
ツユクサの孔辺細胞における病原菌感染因子の細胞内局在が
明らかになる様子をイラストで表現しました。
アルキン(アセチレン系炭化水素)の持つ三重結合(-C≡C-)由来の
ラマンピーク(イラスト中央上部のスペクトルにあるピンクの尖がり)を目印にして、
細胞内にある低分子量の生体分子の局在をラマン顕微鏡で調べようというものです。
京都府立医科大学雑誌 122巻4号(2013年)に掲載の
『ラマン散乱顕微鏡を用いた生細胞イメージング』p.205に
アルキンタグの解説がありますので、ご興味を持たれた方は是非。
(※リンク先はPDFです。)
元論文:
The alkyne-tag Raman imaging of coronatine, a plant pathogen virulence factor,
in Commelina communis and its possible mode of action
https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2018/ob/c8ob00097b#!divAbstract
科学雑誌 Organic & Biomolecular Chemistry 14 May 2018 Issue 18 の表紙に
採用されました。
アルキンタグラマンイメージング(alkyne-tag Raman imaging)法を用いて、
ツユクサの孔辺細胞における病原菌感染因子の細胞内局在が
明らかになる様子をイラストで表現しました。
アルキン(アセチレン系炭化水素)の持つ三重結合(-C≡C-)由来の
ラマンピーク(イラスト中央上部のスペクトルにあるピンクの尖がり)を目印にして、
細胞内にある低分子量の生体分子の局在をラマン顕微鏡で調べようというものです。
京都府立医科大学雑誌 122巻4号(2013年)に掲載の
『ラマン散乱顕微鏡を用いた生細胞イメージング』p.205に
アルキンタグの解説がありますので、ご興味を持たれた方は是非。
(※リンク先はPDFです。)
元論文:
The alkyne-tag Raman imaging of coronatine, a plant pathogen virulence factor,
in Commelina communis and its possible mode of action
https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2018/ob/c8ob00097b#!divAbstract
2018年10月09日
新しい自作テクスチャお試し
作業用BGMにPlayStation4R用ゲーム『人喰いの大鷲トリコ』の
Walkthrough動画を流していたら、すっかりトリコにハマりました。
とりあえず公式攻略&設定集を買って、素敵すぎる世界観に溜息ばかり付いています。
『人喰いの大鷲トリコ』公式サイト
https://www.jp.playstation.com/games/trico/
I drew a fan-art of Trico and boy from PS4 game "The Last Guardian".
(Click to enlarge)
はぁ、トリコが可愛い・・・。
さて、自作の滲みテクスチャを調整しようと、トリコで試し描きをしてみました。
水彩画っぽい仕上がりですが、滲みも線画もベタ塗り部分も
すべて墨汁で描いていて、透明水彩等の色絵の具は一切使っていません。
Walkthrough動画を流していたら、すっかりトリコにハマりました。
とりあえず公式攻略&設定集を買って、素敵すぎる世界観に溜息ばかり付いています。
『人喰いの大鷲トリコ』公式サイト
https://www.jp.playstation.com/games/trico/
I drew a fan-art of Trico and boy from PS4 game "The Last Guardian".
(Click to enlarge)
はぁ、トリコが可愛い・・・。
さて、自作の滲みテクスチャを調整しようと、トリコで試し描きをしてみました。
水彩画っぽい仕上がりですが、滲みも線画もベタ塗り部分も
すべて墨汁で描いていて、透明水彩等の色絵の具は一切使っていません。