2018年10月11日

国際応用藻類学会第7回大会(ISAP2020)ロゴマーク

2020年4月に幕張で開催される、国際応用藻類学会第7回大会
(International Society for Applied Phycology: ISAP2020)の
ロゴマーク制作を担当しました。

ISAP2020logo.png

主催者プレスリリースは、こちらからご覧いただけます。
株式会社ユーグレナ筑波大学ABES藻類産業創成コンソーシアム
また、1,200 x 1,200 pixelの大きい画像は、PR TIMESからダウンロードできます。

ロゴ作成にあたっては、なるべく沢山の分類群から
ユニークな形の微細藻&大型藻を選びました。
成長段階もさまざま、生活史の該当ステージもいろいろです。
一体どれが何なのか?
藻類に興味をお持ちの方は、気になる形の正体をぜひ探してみて下さい。

【正解はこちら↓】


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posted by ucchy at 01:36| Comment(0) | イラストのお仕事【科学】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月10日

Cell Stem Cellの表紙イラスト

筑波大学の貞廣先生からご依頼いただいたイラストが
科学雑誌 Cell Stem Cell Volume 23, Issue 3 September 06 の
表紙に採用されました。

多能性幹細胞が心臓中胚葉細胞を経て、様々な細胞に分化する過程で
細胞の運命決定に関わる因子のON/OFFが切り替わる様子を
双六風に表現しています。

cellstemcell.jpg

Cell Stem Cellの公式サイトに拡大画像と解説文(英語)があります。
詳しい日本語解説はこちらをご覧下さい。
『多能性幹細胞から中胚葉の分化を誘導する転写因子Tbx6の発見』


posted by ucchy at 04:42| Comment(0) | イラストのお仕事【科学】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

日本線虫学会 公開シンポジウムポスター

2018年9月4日-6日に熊本県熊本市で開催された
日本線虫学会第26回大会の公開シンポジウムポスターを担当しました。

senchug_poster.jpg

線虫と聞くと、個人的には犬のフィラリア症や魚介類のアニサキス、
人の回虫や蟯虫といった動物に寄生するタイプの病原体だったり
水中や土壌に生息する分解者として物質循環に関わる印象が強いのですが、
植物に感染する病原体としても、農業分野で大きな脅威となっています。
また、様々な基礎研究の分野でモデル生物としても活用されています。

この公開シンポジウムでは、意外と身近な存在である線虫にまつわる
様々な研究成果やトピックスが紹介されました。

ポスターには、2タイプの線虫を大きく描きました。
文字で隠れて見えにくいのですが、この2タイプは口の形が違います。
右側の山吹色で描いた線虫は「植物寄生性」で
植物の細胞に色々な物質を注入するための口針を持っているタイプ、
左側の濃いオレンジで描いた線虫は「細菌食/捕食性」で
口針を持たずに餌を丸呑みするタイプです。


posted by ucchy at 03:43| Comment(0) | イラストのお仕事【科学】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする