科学雑誌 Chemical Science 14 October 2018, Issue 38 の
Inside back cover(裏表紙の裏側)に採用されました。
今回は、画像の左側にあるピンセット分子(トングのような形)のもつ
2つの特徴的な性質:
1)光感受性物質と複合体を形成すると、がん細胞に対する親和性が上がる
2)光感受性物質を捕まえる人工レセプターとして働く
を利用して、複合体に特定の色の光を照射し活性酸素を発生させて、
効率良くがん細胞を攻撃する様子を、1枚の絵として表現しました。
元論文はこちらです。
Design and synthesis of a 4-aminoquinoline-based molecular tweezer
that recognizes protoporphyrin IX and iron(III) protoporphyrin IX and
its application as a supramolecular photosensitizer
https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2018/sc/c8sc02133c#!divAbstract