「このテーマは是非ともウチダさんに!」と久々にご指名を頂きまして、
ピンクの背景とタイトルが眩しい、『科学』7月号の表紙イラストを担当いたしました。
繁殖にまつわる様々なネタをこれでもかというくらい盛り込んでおります。
コウロコフウチョウの求愛ダンスだったり、ブラウンキツネザルの夫婦だったり
雄ライオンの同性カップルだったり、抱卵しているメダカの雌だったり
テントウムシの交尾だったり、雄のタツノオトシゴの出産だったり
カルガモの親子だったり、人間の男女だったりと、思う存分描かせていただきました。
ちなみに、2頭のキツネザルと背後の木&果実はアダムとイブのパロディです。
丘の上に木の実が落下していますが、これは卵子に向かう精子を喩えたもの。
人間の男女のシャボン玉は、同形配偶子接合のイメージを表しています。
『明るくポップで賑やかしい、ちょっとマニアックなエデンの園(by 担当編集さん)』
のような感じをお楽しみいただければ幸いです。
それにしてもこの特集テーマ、なかなかのインパクトですね(笑